1日に必要な摂取カロリーを把握することは、ダイエットを始める上での第一歩と言えます。摂取カロリーが消費カロリーを上回っていれば、当然のことながら脂肪として蓄積していきます。まずは自分の身長と標準体重から摂取カロリーを算出してみましょう。
人間は生きているだけでエネルギーを消費しています。このエネルギー量は「カロリー」という単位で表されます。消費カロリーは運動したり、発熱したりする際に使用するエネルギーを意味し、摂取カロリーは食事から得られるエネルギー量を意味します。
つまり、単純に考えると、一日の摂取カロリーが一日の消費カロリーを上回れば「太る」、下回れば「痩せる」ということになります。人間の一日当たりの消費カロリーは人によって大きく異なり、筋肉量が多いほど基礎代謝が増え、消費カロリーは大きくなります。
逆に、運動していない人、高齢で筋肉量が減少した人は消費カロリーが少なくなり、その分一日に必要とする摂取カロリーも少なくなります。
太りすぎで悩んでいる場合は、まず自分が必要とするの一日当たりの摂取カロリーを把握し、消費カロリーを下回る摂取カロリーにしたり、消費カロリーを増やす努力が必要となります。
私たちが1日に必要な摂取カロリーは一体どれくらいなのでしょうか?1日に必要な摂取カロリーはそれぞれの仕事量や年齢によって左右されますが、おおよその値は以下の式で求める事ができます。
適性エネルギー(kcal)=標準体重(kg)×25〜30(kcal)
ここでの標準体重とは、男性の理想BMIを22、女性の理想BMIを21として、以下の式から求める事ができます。
<男性>
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
<女性>
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×21
例えば身長が170cmの男性の場合、標準体重は1.7×1.7×22=63.58kg(≒63.6kg)となり、適性エネルギー量は63.6×25〜30=1590〜1908(kcal)となります。
つまり、1日の摂取カロリーがこれよりも少なければ痩せる、これよりも多ければ太っていくという事になります。
さて、あなたが1日に必要な摂取カロリーはどのくらいでしょうか?以下の身長欄にあなたの身長を入力して計算してみましょう。
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